檻から飛び立った烏の姫
エメラガルド王国の第二王女。第一王妃の娘でレヴィの姉。
生まれつき魔力を宿さず、『出来損ない』として父王に幽閉され存在が秘匿されていた。
腹違いの姉リジルによって戦闘用として魔改造を施され、あらゆる毒と魔法に強い耐性を持つ。
とある人物により幽閉から解き放たれ、外の世界をあてもなく彷徨っていたところでトツカと出会う。
「死」の強い気配を漂わせるトツカに心から惹かれてしまい、以降数年彼と共に旅をしている。
彼に明確な好意があるが、嫉妬のような感情は皆無。どこか「妄信」のよう。
「わたくしの幸せはトツカ様のお側に置いていただくことなのです」