道を踏み外した「普通」の少女
敵組織『魔狼』のメンバー。
元は何でもない魔族の一人として平和に暮らしていたが、出来が良すぎる姉と比べられる人生に絶望。
「自分だけが出来る事」に並々ならぬ執着があり、そこに付け込まれて魔狼の人員となった。
組織によって不死身の能力を与えられ、死に直結する事象のすべてを無に帰す。
ただし死なないだけで根本的な能力は変わっていないので、本当に「死なないだけ」である。
気に入らないとすぐ殺してしまうケイの監視役として共に行動している。
キル(殺人鬼)と呼ばれていた彼に「そんなのかわいそう」とケイという名を与えた。
「私は何も出来ない落ちこぼれだけど、ケイくんの傍にいられるのは私だけ」