- Prologue -
青の国カレイドヴルフの国立魔法学校中等科に所属する、錬金術士見習いの少女・ハイネ。
彼女は先輩であり師でもある錬金術士カイヤの、とある研究の手伝いをしていた。
ある日、カイヤが6年間ひた隠しにしていた真実を偶然知る事になったハイネは、
カイヤがただ1人で背負い込んでいた『世界の歴史を揺るがすほど』の発明品の実験に手を貸す事に。
だがそれは、何も知らなかった1人の少女を果てない星の海へと誘うきっかけへと変わりゆく。
これは、そんな少女が、出会うはずのなかった“もしも”の人々と共に歴史を渡る旅に出る物語――