極北の地を守る心優しき盾
アルマグメル聖皇国の極北バッデレイ街を統治する辺境伯。
名門聖女一家ザフィリ家の次女トリアイナを妻として迎え、聖皇国の要である国境を守っている。
病弱で線の細い男だが、常に微笑みを絶やさず物腰柔らかな紳士。
とはいえ決して軟弱というわけではなく、己の職務に忠実で、それを妨げる者には冷徹に対する。
プライベートでは音楽鑑賞や編み物といった穏やかな趣味を持つ。
自身があまり親の愛情を受けずに育ったため『家族』というものに否定的だったが、妻や子との日々にささやかな幸せを覚えている。
「貴方の心を、貴方自身の言葉で、私に教えて頂けませんか?」