己を探して彷徨う青年
黒の国への道中で行き倒れていたところをジスト達に拾われた青年。
自らの事は何一つ覚えておらず、ジストに「カルセドニー」と名付けられた。
人格希薄で喜怒哀楽もない。目立つ事は苦手なようで、あまり自主的に動こうとしない。
反面、動植物と心を通わせる事ができる優しさがあり、自己犠牲的な思考を抱きがち。
容姿がジストとそっくりだが中身は正反対である。
絵を描く事が好きで、旅の風景を時々描きとめては記憶代わりに積み重ねている。
どうやらとんでもない魔力を秘めているようだが、本人曰く使い方がわからないらしい。
「何もない僕には、これくらいしかできないから」