◆メインキャラ◆

ジスト・ヴィオレット・アクイラ

18歳 / 164cm / 女性 / 6月17日

緑の国ミストルテインの王子。本来は王女だが、故あって男性として振る舞う。
明朗快活、サッパリとした正直者。ポジティブの申し子のような前向き思考。
剣にも魔法にも優れた才を持つが、何故かアクイラ王家に伝わる召喚術が使えない。
可愛らしい乙女、甘いスイーツが大好き。

「ふはは、見たまえ! これが私の力だぞ!!」
「必ずや救ってみせよう。愛する君達のために」


カルセドニー

18歳 / 164cm / 男性 / 8月2日

黒の国ダインスレフの道端で行き倒れていた記憶喪失の青年。
ジストと面識はないが外見が瓜二つ。相反するようにネガティブで内向的な性格。
当初は頼りなかったが、後に強大な召喚術の才能を秘めている事が発覚する。
自然を愛し、動物と心を通わせる。穏やかな平和主義者。

「僕は君ほど強くない。選ばれるべきなのは君の方だよ」
「少しは役に立てたかな? だと嬉しいんだけど……」


メノウ

28歳 / 188cm / 男性 / 8月25日

ジストが旅に出た後に契約を結ぶ傭兵。えげつない強さを誇る男。
常時ローテンションで一匹狼気質。どことなく世間を斜に見ている。
緑の国と青の国を行き来して大金を稼いでいるらしい。その理由は謎。
炎の魔法を使えるが、本人曰く大した修行をしていないので使いこなせはしないとか。

「ワイかて好きで傭兵やっとるんちゃうで」
「姫さん、死ぬでホンマ……」


コーネル

18歳 / 169cm / 男性 / 2月27日

青の国カレイドヴルフの第一王子。ジストとは8年来の幼馴染。
子供の頃にジストに剣で負けてから彼女を一方的にライバル視している。
冷静を装うがカッとなりやすい。ストイックで生真面目、くだらないジョークが嫌い。
ジストの護衛を務めるメノウが気に食わず、事あるごとに彼に突っかかる。

「ええい、構うものか! 俺の剣の錆になれッ!!」
「ふざけやがって。野良犬の癖に……!」


サファイア・ルーチェ ( サフィ )

16歳 / 156cm / 女性 / 11月18日

白の国アルマツィア出身の旅の少女。誰もが振り返る美貌の持ち主。
死体だったアンバーという青年をうっかり生き返らせ、以降彼と共に旅をしている。
なかなか扱う事のできない回復魔法を得意とする。
清廉潔白なシスター見習い。自己評価がとことん低く、どちらかというと暗めの性格。

「皆さんがご無事なら、私はそれだけで幸せなんです」
「私も、強くなりたいです。祈るだけのシスターじゃなくて……」


アンバー

24歳 / 187cm / 男性 / 3月5日

サフィと共に旅をし、彼女を護衛している双槍使いの青年。
引き取り手のない死体としてサフィがいた教会に運び込まれ、彼女の魔法で蘇った。
ヘラヘラとひょうきんなお調子者。コミュ力極振りの人懐こいお兄さん。
基本的に明るい性格だが、時折妙に悟った風だったり、サフィの敵には冷酷な殺意を露わにする。

「やっほー、可愛い子ちゃん♪ 俺とデートしない?」
「なーんにも怖くないよ。だって俺もう死んでるし!」


カイヤ・レーゲン

14歳 / 148cm / 女性 / 10月19日

青の国カレイドヴルフの国立魔法学校に在籍する生徒。男の子みたいな女の子。
三賢者に数えられるクレイズの弟子兼、義理の娘。幼いながらも学者の端くれ。
優等生のためかプライドが高く、子供扱いされる事が大嫌いな純度100%のツンデレ。
性別を間違えられたジストには若干不信感を抱くが、後に少しは尊敬する態度を見せる。

「ボクは男じゃないです!! ……な、なんですかその目はっ?! 」
「こっ、これは世紀の大発見では……?! 興奮してきました!!」

◆サブキャラ◆

レムリア・クルーク

?歳 / 177cm / 男性 / 5月26日

緑の国ミストルテインの王城に仕える術士。ジスト専属の教育係。
ジストが生まれた頃からずっと傍で見守ってきた、ジストにとっては兄のような父のような存在。
温厚でのんびり屋だが抜け目ない。世界でも屈指の天才である三賢者の1人。
ミストルテイン城陥落の際にジストを逃がした後、行方不明になってしまう。

「姫様、そう急いてはいけませんよ?」
「私はいつまでもお傍におります。そう、いつまでも……」


クレイズ・レーゲン

?歳 / 180cm / 男性 / 2月14日

青の国カレイドヴルフの国立魔法学校の名誉教授。錬金術士の頂点。
三賢者の1人で、天才的な学者。カイヤの育ての父。どういう訳かレムリアとは犬猿の仲。
掴み所のない飄々とした青年で、カイヤ以外の他人にはわりと無関心。
ジストの旅の鍵となる人物で、彼女の腹の底を探りつつも一応協力してくれる。

「僕が何処で何しようと、君達には関係ないでしょ?」
「僕の娘をヨロシク。カイヤ君、顕微鏡以外の友達いないから」


グレン・カリュオン・アルカディア

30代後半? / 188cm / 男性 / 8月11日

緑の国出身の元貴族。縛られ嫌いな根無し草の自由人。
三賢者の1人で、召喚術を得意とする。難しい転移魔法を使いこなし、神出鬼没。
裏社会では有名な遊び人で、極度のギャンブル癖と酒癖、女癖の持ち主。有り体に言えばクズ。
クレイズとは自称親友。何だかんだで、ジストの旅に少なからず手を貸してくれる。

「俺に期待する方が馬鹿だっての! クハハッ!」
「金はない。ウマい話といい女は常時募集中だぜ?」


アクロ・ネーベル・シュトラント

18歳? / 169cm / 男性 / 3月7日

ジストの旅の最中に時折姿を見せる謎の青年。コーネルに不気味なほどそっくり。
人間離れした剣技の持ち主。意味深な言葉の多さ故に正体不明の人物。
ジストに並々ならぬ感情があるようで、彼女の無事を執拗に追求している。
冷酷な一面も持ち合わせ、自身を妨げるものに情け容赦がない。

「俺は知っている。お前の、お前達の行く末を」
「愚かだと笑うか? それでもいい。お前が生きていてくれるのなら」


アンリ・シュタイン

26歳 / 175cm / 男性 / 4月21日

青の国カレイドヴルフの国立魔法学校准教授。クレイズの部下。
レーゲン親子とは10年以上の付き合いで、カイヤにとっては兄のような存在。
何事もそつなくこなすエリート気質だが、上司が悪いのか貧乏くじを引きがち。
常時仏頂面、独特の訛り口調で話す。淡々としているようで熱心な一面も。

「先輩、いい加減にしやがれですよ。僕だって仕事あるんですから」
「何だか知りゃあしませんがねぇ、僕も仏ではないので。情け容赦なくぶっ飛ばしますよ」


クライン

?歳 / 180cm / 男性 / 2月14日

黒の国ダインスレフの国立医療機関の副所長。ベテランの医師、学者。
医学の世界では右に出る者がいないほどの実力派。その過去は誰も知らない。
顔がそっくりなクレイズとは何かしら確執がある模様。
忠実に職務を全うする一方、自分の在り方そのものに疑問を抱いているらしい。

「所長命令ですから。どうなろうと私は存じません」
「あの人は一体何を考えているのか。到底察する事などできませんよ。誰にもね」


ハイネ・リプカ・アードリガー

8歳 / 128cm / 女性 / 7月16日

赤の国ブランディアの田舎村オアシスに住んでいる幼女。
少々人見知りだが明るく元気。お転婆盛りだが、あまり物を欲しがる事がない。
青の国の魔法学校に進学する事を夢見ており、同年代の子供より進んだ勉強をしている。
とあるきっかけでジスト達と知り合い、魔法学校の先輩であるカイヤに憧れを抱く。

「今日もぎょーさん勉強したでー!! すごいやろ!!」
「うち、がんばるよ。ゼッタイ!」


ユーディア・レーレ・フリューゲル

13歳 / 149cm / 女性 / 12月7日

緑の国のフロームンドという街に住む令嬢。ジストの表向きの許婚。
生まれつき足が悪く、いつも車椅子に座っている。
本を読んだり詩を綴る事が好きな、引っ込み思案な少女。
動植物が好きで、同じ趣味のカルセドニーに段々焦がれていく。

「ユーディアはダメな子だから……だから、お父様もお怒りなのです」
「また会いに来て欲しいのです。必ず。ユーディアはいつまでもお待ちしています」


ラリマー・フリーデ

27歳 / 167cm / 女性 / 3月31日

白の国アルマツィアを中心に活動する女傭兵。メノウの古い馴染み。
人当たりがよく交友関係も広い情報屋。無類の男好きで、夜の蝶としても有名。
10年前にメノウに一目惚れして以来ずっと好意をぶつけているが返事がない。でも気にしない。
耳を塞ぎたくなるような過去の持ち主だが、吹っ切れているのか晴れやかかつ鋼のメンタルの持ち主。

「あらあら素敵なお兄さん♪ 私と一晩いかがかしら?」
「また無茶したんでしょう? あんたも相変わらずなんだから」


フェナ

10歳? / 130cm / 女性 / 6月19日

黒の国ダインスレフの医療機関にある隔離病棟にいる少女。
その存在すら謎なのだが、医療機関設立のきっかけとなった存在らしい。
病弱故に病室から出る事ができず、青い空や海を思い描いては画用紙にしたためている。
帰らぬ父親をずっと待っている。クラインにはそれなりに懐いている模様。

「フェナ、ずっといいこにしてる。だからはやくむかえにきて、パパ」
「おくすりはキラぃ……。もうのみたくないの」




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