隠居していた皮肉屋の予言者
帝都近くの森の奥に住んでいる青年。
元々はマイラ村という人里で生まれ育ったが、狐の獣人と混血である事を疎まれ追放された。
生まれながらの能力として予知が可能。自分の周りという狭い範囲ではあるがほんの少し先の未来が見える。
その生い立ち故か、一周まわって手の施しようがないナルシストとなってしまった。
年長者であり性格もあってイジられ役になりがちだが、本質的にはニヒルで冷徹。
基本的に人間にあまり近寄らないよう徹底して生きている。
かつては惚れた女もいたようだが、その正体に盛大に裏切られたせいで若干女性不信である。
「自分くらいは自分を好きでいなくちゃ、誰が愛してくれるのさ?」