別の未来に生きる親友
ハイネが初めて『別世界』で出会った人物。白の国南端の麓の集落という田舎村の少女。
ハイネの担任であるアンリと、彼の教え子であるマオリが結婚した先に生まれたという娘。
母のマオリから令嬢としての教養を教え込まれており、身形は田舎娘だが品行方正で気品のある雰囲気。
少々内向的であまり他人に意見しない、協調主義。とはいえ一度嫌った相手には苛烈な嫌悪を露にする事も。
座学はてんでダメだが、運動神経に優れており、成人男性すら腰を抜かすほどの怪力を誇る。
ハイネと共に旅をする事を決め、彼女がこの歴史を去る瞬間まで守り続けてくれた大切な友達。
反抗的な弟に手を焼いているが、年が離れているせいかとても可愛がっているようだ。
「ハイネさん、私と友達になってくれて……ありがとう」