晴れやかで毒々しい不死の聖女

白の国で教皇に軟禁されていた『聖女』。サファイアとアンバーの娘。
聖女でありながら死者と恋に落ちてしまった母は魔女狩りで殺され、父はその後を追った。
伯母と二人で白の国からあと一歩で逃げ出せる、というところで捕まってしまい、伯母をも殺されてしまった。
幼いベティに抵抗する手段などなく、教皇のもとで戦争の負傷者を癒し続ける癒し手として活動している。
介抱の時間以外の自由は許されておらず、不死の体を理由に数々の拷問具の試験をその身に受けている。

不気味なほど明るくさっぱりとしており、何処で覚えたのかという言葉の数々で嫌悪する相手を痛烈に批判する。
伯母の遺品を届けに来たハイネと再会するため、幽閉されていた塔から飛び降りて逃走した。